新しいアジト

2002年8月29日

※文中、上品でない表現がされている場合がありますので
ご了承くださいませ

うちの文化(アパートみたいなもん)の隣人は
とにかく常識と時計を持ちあわせてないクソ野郎どもで
奴らが越してきてからロクな事がない。
正確には越してくる前の住人の代から悩まされてたのだった。
壁の薄い古い家なのだから生活騒音が聞こえるのは当然。
そんな事はわかってるし、早い時間の苦情なら言った事もない。
腹がたつのは夜中と早朝にたてられる音の数々である。
例えば、掃除機、電気工具、洗濯機の使用。
演歌鑑賞、鼻歌、玄関先での会話、ドアの開閉、階段の昇り降りetc...

とどめが2階の酒乱の親父。酔って怒鳴り、床を殴る&蹴る。
1階に住んでるあたしとなちはたまったもんぢゃない。
おばはんの泣き声や畳を引きずられるような音が聞こえた時は
警察に連絡しようと思った事もあったけどそれが珍しくなく
数分後には会話が交わされたりするので
もう心配する必要がない事を悟った。

ココに住む以上ある程度は安眠に協力してもらわないと
アカンし、何度かお願いした事があった。
初めて苦情を言った日は、クソ親父からポストに「詫び状」が入ってた。
でも、全然詫びちゃいなかったのだった。

相手がまともぢゃないのでこれ以上苦情を言っても無駄。
今朝未明に逆ギレされた時は、身の危険を感じたし、
大家はきちんと住んでるあたしを引留めたけど
もう我慢出来なくて永年住み慣れた家だけど、
なちとのエロトピア、ぢゃなかった、ユートピアを求め、
思いきって越す事にした

8月30日

親父が暴れたので一睡も出来なくて体調ボロボロで仕事を休んだ。
朝になって親父が出掛け、やっと少し眠った。
大家に連絡し、とにかく夜安心して眠りたいので
同じ文化の空き部屋(歩いて10秒の場所)を借りて
夜だけ寝に行った。なちも一緒に連れてったけど
慣れない場所に興奮して泣いてたので、
なちともどもほとんど眠れなかった(^-^;A

8月31日

心身ともズタボロで滅多にならない下痢ピーになってしまった。
大家に空いてる物件を紹介され見に行った。
今より広くていい感じやったし、
早くクソ親父のそばを離れたかったので即決で入居を決めた。
新しく住む町の役所の情報や、初めてする手続きなどネットが大活躍。
かなりの時間と労力と手間を省けた(^ー^)v
家具は捨てる物や、整理ボックスが多く、荷造りは少なかったけど
体調が悪くて段ボールを見たらドッと疲れた。
なちが怖がるので今夜は独りで別宅へ寝に行った

9月1日

「あぁ〜、ホンマに越せるんかいな。延期しようか」
と思ったけどクソ親父や隣人から解放されたくて
「ヨシ、頑張ろう!」と気合いを入れて準備を進めた。
相変わらずの下痢ピーと酷暑で脱水してるのか水分補給は
いつもの3,4倍やのに追い付かない程、喉が乾いた

9月2日

病院で薬を貰って明日に備えた。今日中に役所の手続きをしないと
明日はもっと忙しいし、仕事ももう休めないし、「点滴していく?」のお誘いを
お断りして病院を後にした。
愛車の原ちゃり「ジョニ−号」も大活躍であ〜る。
いよいよ明日。引越が朝一番の便なので夜からなちは病院でお泊まり。
お世話になった近所のおばちゃん達への御挨拶も
終わった。クソ親父が暴れてるのは皆知ってるので同情してくれた

9月3日

割と「雨女」なあたくしですが、残暑厳しい快晴!
荷物が多くてピストン運送になる可能性があったけどトラックを
2台持ってきてくれて1回で済んだ。
作業員の見事な運びようにも感動してしまった!
あっと言う間に運びだし完了で新居に向かった。
搬入も早く終わり、エアコンの工事が少し時間くったけど
昼ちょい過ぎに獣医さんに連絡したらお迎えOKだったのですぐに向かった。
なちは新居に慣れるのに時間掛かるので早い時間に迎えに行きたかったから
予定より早く作業が終了して良かった。
午後は配達や在宅の手続きでなちの側に居れるし。
新居に着くとやはり、興奮して泣きまくり、押入れに入りたがったけど
かなりの高温になってたので閉めて入れないようにしたら
部屋に出てる布団の中にずっと潜ってた。
暑さと興奮で口を開け、ベロをだしての「犬呼吸」!
緊張をほぐすように撫でて、話し掛けた

新居での初めての夜。線路が近いので電車の音が聞こえた。
でも、不思議とうるさいとは感じなかった。
やっと安眠出来るぅ〜と思ったら隣はオールナイトで
TV付けてるみたいやし、少し先で
「カカカカカカ・・・・」と笑う奴(『馬人間』と命名)が居た。
馬は「ヒヒヒヒ〜ン」て鳴くけど、なんかイメージが「馬」で
舌滑良く笑うんでそう名付けました。
ココもそれなりにあるみたいやけど、前の環境よりはマシ

9月4日

今日から仕事に出て、会社の同僚達にも報告。
突然の引越しに皆驚いてた。
2年近く安眠出来なくて
「今夜は朝まで寝れるかなぁ・・・」
って思いながら眠る毎日やった。
一時の避難場所位に思った引越やけど当分はココに
落着こうと思う。居心地が良かったら何年か住む事になるだろうな。
勤務先は少し遠くなったけど通える距離やし、なんか家に
帰ってくるのが嬉しい

9月5日


なちはまだ、この家でのあたしの足音覚えてなくて階段登って
帰宅したら隠れんぼしてて呼ぶと「うにゃ〜」とゆっくり出て来る。
にくきうが白くなってるので少しは家の中を冒険してるようである。
急な引越なので細かく掃除してないのよにぇ( ̄◇ ̄;)
玄関を入ってすぐ2階の住居スペースまで階段がある。
なちは階段未経験やったけど、トントンと上手に昇り降りした。
「上手!&上手!」
っと気分はサリバン先生なのだった(^○^)

9月6日

前の家での粗大ゴミの処理をして鍵を大家に返して引渡し終了。
最後の片づけに行ったら2階も隣も在宅してた。
奴等の足音聞いただけでむかついてきて、壁にガンガンぶつけて掃除機掛けた。
特にむかつく2階の奴の玄関先になちのうんちょすを置いてきた
(* ̄m ̄)ぷぷぷ
先に住んでたあたしが出てくのはシャクで何か仕返ししたかった。
鍵穴をアロンアルファで固めてやろうか・・・
ドアに「酒乱が棲む家」ってペイントしてやろうか・・・
窓に石を投げてやろうか・・・・
ちゃりを川に投げこんでやろうか・・・
とか、それ位してもいいと思った。


なちのうんちょすがもったいないから止めようと思たけど
出かける前に
『これを使ってくだせぇ!』
っと言わんばかりに、ホコホコの大量うんちょすを生産してくれたので
( ̄ー ̄)ニヤリ・・・ですわ。


クソ親父がたてた音や怒声にはなちもびっくりさせられてたし、
なちもあたしと同じ気持ちだったのかもd(^0^)b

なちのうんちょす爆弾を撒いて奴らを浄めてきました。
あれを見た瞬間、奴等はきっとイヤな想いをする。
それはすぐに忘れられてしまう出来事だろうけどそれでもいい。

願わくば、あたしの後に最悪の住人が越してきて
奴等に苦痛を与えてくれたりなんかしたら最高!
奴等の事を憎むのは時間の無駄やしもう忘れよう。
あたしの方こそ、早くドロドロした感情を浄化して
この新しい家で猫的極楽生活を送れるようにしなければ★

ところで、ぴ〜ちはこの家、気にいってくれた?

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