効かない抗生物質
と
吸引バイオブシ−検査
9月25日から抗生物質の注射や投薬をしたものの
肉球の腫れはますます大きくなってきた。
いくら足先は薬が届きにくいと言うても効かなすぎ!
薬の種類を変えてもだめで、
肉球の細胞を採って調べる検査をすることになった。
針を患部に刺して調べる吸引バイオブシー(生検)と呼ばれるものだ。
この生検は、針がうまく悪い細胞を捉えるとちゃんと結果が出るけど、
外して採取してたら例え、悪性のガンであっても
「炎症」という診断しか出ない場合もあり、結果が「炎症」でも
安心は出来ないという事だった。
それでも、とりあえずすべきであろうこの検査を受けた。
針を刺す為に全身麻酔というのもリスクが高いので、
部分的に液体の麻酔スプレーをしてもらった。
病理検査の結果は大抵2〜3週間待ちだと聞いた。
時間、かかり過ぎやんっ。°(ToT)°。
実際、進行の早い症状の子など、この待ち時間が命取りになる場合もあるらしい。
結果を待ってる間も肉球は腫れがひかず、ますます痛そうで
結果が出るまでの数週間も待てない状況だった。
キンキンに腫れて赤くなって、皮膚が破裂しそうだった。。。
肉球の腫れの早さや、患部が増えた事も含め、
ガンの可能性ももちろん考えた。ガンだった場合今後の治療のメインになる
抗ガン剤を使用する際、前もってステロイドを使うと効果が薄れる為、
内からではなく、外からの「ステロイド軟膏」を2週間以内限定で患部に
塗る事になった。最近、行われた学会でその期間内でのステロイド使用の
安全性が発表されたらしかった。
2001年10月10日(水)
予想外に早く結果が出た。
[顕微鏡検査所見]
この標本では、好中球 マクロファージ しかみとめられません。
組織検査が必要と思われます。
[病理組織学的診断]
-コメントなし-
[組織検査]
陰性
結果は正常な細胞のみが検出され、本来なら喜ぶべき結果であるが
腫れの具合を考えると炎症ですます事は出来ず
病理検査の先生も患部の切除をして検査する事を勧めたそうだ。
患部の切除・・・つまりは肉球を取っちゃうんです\(>◇<)/
そんな訳で12日、緊急手術が決まり、
結果が出たこの日、全身麻酔の為の血液検査を受ける為急遽病院へ行った。
結果が良くても、症状が改善されない状態なら、肉球の切除も覚悟してた。
悪い腫瘍なら、もちろん早い切除は大事だし、ぴ〜ちの命が助かるなら
肉球二つくらい猫神様にくれてやるわ!!って思った。
だけど、それ以上ぴ〜ちの体を奪う事がないように祈った。。。
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