ぴ〜ち お別れ

2001年12月4日(火)

朝起きたら、ぴ〜ちが箱に入ってた。
あぁ、夢ちゃうんや・・・っと目覚め早々大泣きした(ToT)

霊園で朝9時に弔ってもらうので早起きしてぴ〜ちを花で飾った。
買った花と届いた花でぴ〜ちが埋もれそうだった

霊園につくとスタッフの人が、ぴ〜ちをみて
「綺麗にしてもらってるなぁ」
って言ってくれた。
当ったりまえやん!ぴ〜ちの旅立ちやもん( ̄^ ̄) エッヘン!

お焼香、火葬、お骨拾い〜と人と同じ段取りで進んだ。
火葬して約1時間半後、ケースに白い骨が入っていた。
骨壷に下半身の骨を入れる。
そしてノドボトケの骨。ぴ〜ちが撫でられるの好きだった所だ。
そして、頭とアゴの骨。小さな歯が確認できた。
ツボから少しはみ出たのをスタッフの人が指でギュッっと押し込んだ。
骨を入れながらあたしも押してみた。
骨はサクサク音をたて、ツボの中に入っていった。
5.7キロ。一時は8キロの巨体だったぴ〜ちが
手のひらに乗る小さなツボの中に入ってる。

いつも見える所にぴ〜ちの写真と、
位牌とぴ〜ちの新しいベッド(骨壷)を置き、
ご飯とお水、ぴ〜ちに貰った手紙や猫缶を供えた。


遺骨を埋葬する時期や方法は飼主さんによってさまざま。
すぐに霊園へ収め、お参りに通う人もあれば、
ずっと長い間持っている人も居るそうだ。
長く手元に置くと成仏出来ないと言われたりするけど、
あたしはなちが「その日」を迎えるまで手元に残すつもりだ。
なちは恐がりで、新しい冒険はいつもぴ〜ちの後についてだった。
いつか「その日」が来て、なちが怖がらないように
しばらくぴ〜ちに待っててもらおうと思う。

ぴ〜なっちは生まれる前から一緒。
土にかえる時も一緒


.。・:*:・゜`☆、。・:*:・゜`★

12月5日(水)


夕べもベッドに入ってから涙が止まらなかったけど
いつの間にか泣きつかれて眠ってしまったようだ。
鼻のかみすぎで皮が向けてボロボロだ。
目も腫れぼったい。ひどい顔してる。。。
今日は仕事に行こうと思ったけど、起きてからも涙が止まらず
欠勤の電話を入れた。「頑張れよ」と声をかけてもらって、余計泣けた。

相棒を失ったなちですが、特にぴ〜ちを探す素振りはありません。
でも、一人にすると大きな声でなきます。
ぴ〜ちが居る時は、こんな事なかったので
なちにも心の変化はあるようです。

しかし、よくもこんなに涙が出るなと感心する。
涙を拭かずに泣いてみたら、左右の目から流れた涙がアゴで合流し、
首をつたって、若干シャツに吸いこまれながらも涙がヘソにたまった!
涙で遊んでしまった(=^_^;=)
その位、泣いてるせいか、喉が乾くのだった。

ぴ〜ちの病気が発覚してからどの位の涙を流したろう。。。

まだ、ぴ〜ち仕様の食器で二人分用意したり、
ぴ〜ちのイタズラ防止のカバーを掛けたり、
ぴ〜ちを探してコタツの中を覗いたり、名前を呼んでしまったりする。
そして「あっ、そうか」と気付く。
まだ部屋のあちこちにぴ〜ちの姿が鮮明に浮かぶ。
ハスキーボイスも聴こえてくる。

過去にこんな哀しい想いをしたことがあったかな?
思い浮かばないな.....
ぴ〜ちは、想像以上に特別な、かけがえのない存在になっていた。




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