熱射病
と
日射病 |
熱射病は、風通しの悪い暑い室内に長時間居たり、暑い屋外で散歩や運動をする事で、体温が急激に上昇した状態をいいます。
日射病は、長時間炎天下で太陽にさらされて体温が上昇した状態をいいます |
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体温の拡散 |
猫（犬も）は、人のように皮膚に汗腺がなく、足の裏の肉球にのみ、汗腺があります。だから人間のように汗をかいて体温を調整する事ができず、呼吸により体温を下げます。猫が口で呼吸する時はよっぽど苦しい時なんでしょうね |
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パンティング |
口をあけてする浅くて速い呼吸 |
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呼吸数と脈拍 |
安静時の猫の呼吸数は1分間に約20〜30回位。
脈拍数は1分間に100〜130回位で後ろ足の内側のつけねで測ります |
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原因 |
年令を問わずに発病しますが、特に老齢などで心臓の機能の低下している場合や肥満気味の場合は注意が必要です。
●買物やドライブの途中で、車の中にペットをおいておいた
●暑い部屋でペットを留守番させた
●シャンプー後の長時間のドライヤーなど... |
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症状 |
発病すると、あえぐような呼吸となります。
よだれを流し、体を触ってすぐにわかる程、体温が上昇し、さらに進むと痙攣が起きます。
高体温症（41〜43℃。通常は38〜39℃）になると脳の温度も上昇し、脳にある体温調節中枢の機能を麻痺させるのでさらに体温が上昇します。ひどい脱水状態が続くと、血液循環が悪くなり脳が障害を受けると呼吸機能がマヒします。また、サラサラの血液が送られてこない為に、腎臓で尿を作り出す事ができず、腎不全が起こすこともあります |
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応急処置 |
まず高体温を下げる事が一番です。すぐに先生に電話して指示に従いますが、同時にペットの体を冷水で濡らしたタオルでくるんで体を冷やします。
ただし、急激に氷水につけるような事や、水をがぶ飲みさせるようなことは避ける |
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対策 |
●部屋は風を通したり、直射日光が当たらないようにする
●タイマー、ゆるめの温度、寒い時に猫が避難出来る部屋（場所）を作る等、エアコンを上手に使う
●ペット用のクールシートを使う
●暑い日に屋外におかない。
●激しい運動をさせない
●車中でのお留守番はさせない
●暑い時期は特別、腐り易いので食事の残りも放置しない。綺麗な水をたっぷり用意する
●長毛種はサマ-カットするなど |
ぴ〜ちの
場合 |
2000年7月午前。ワクチン接種で病院から帰宅後、片づけをしてると背後でポタッと音がして振り向くと、ぴ〜ちのよだれの音だった。ぴ〜ちは浅く、速く犬みたいにべロを出し「ハッハッハッ....」と呼吸していた。ワクチンの副作用の心配もあり、電話で先生の指示を受けようと電話した。が、話し中！！出てくれよぉ〜(ToT)っと涙しつつ、やっと繋がり先生が
「今、電話してました？」
「してましたっ！！」っと私。
今現在、体温はさほど高くなさそう（耳を触るとよくわかる）、ぐったりしていない、べロが紫になっていない、食事をした等、荒い呼吸以外は特に問題なさそうなので、しばらく様子をみることになった。数分後、落ち着いたが、ぴ〜ちぢゃなく、私の心臓が停まりそうだった。原因は暑さと緊張・興奮の為では？ということだった。ぴ〜ちは病院でも結構よく泣くので、余計あつくなったのかも。ぴ〜ちが死ぬかと思った(T_T)こんな恐い経験はこれっきりにしたいよぉ。だが、無事だった今だから言える事。べろ出しぴ〜ちは強烈にかわゆかったo(≧▽≦)o
写真撮っときゃ良かったぁ！ |
なちの
場合 |
先月のぴ〜ちに続いて、今度はなちが病院から帰宅後、呼吸困難？に陥る！べロは出てないものの浅く、速く犬みたいに「ハッハッハッ....」と呼吸。ぴ〜ちの教訓がなかったらパニックに陥っていたであろう。今回は、陽が落ちてから、クールシートをキャリーに敷いて予防してたのだけど、怖がりなちは興奮も激しく熱くなったようです |
ぴ〜なっち
の場合 |
陽にも当たらず、屋外で過ごした訳でもなく、こんな風に呼吸が苦しくなってしまいました。過去にも夏の通院はあったのに今回みたいなのは初めてでびっくりでした。歳のせいかなぁ・・・δ（⌒〜⌒ι）
この出来事を「ぴ〜なっち犬になる事件」と名付け歴史に加えたのでした |
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猫の犬化 |
猫が犬の様に口を開けて「ハッハッハッ....」と呼吸する『猫の犬化』に関して、猫友さん達に「犬呼吸アンケート」をとったところ『家の子も！』って反応が予想以上に多くてなんか安心しました(^-^)
散歩から帰った後、猫と遊んだ後、猫同士が遊んだ後、引越しの時など、やはり興奮と暑さが関係してるようです。 |
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ぶるぅたす |
ぶるぅたす、お前もか？！
高齢のインコぶるぅたすが、この暑さでくちばしを開けて犬呼吸をしてた。朝夕は陽が射し込んでくるので、すだれを掛けたりしてはいるものの酷暑で老体に響くのか体で大きく息をしてる。新たな作戦を考えねばいけないが、頑張れぶるぅたす！乗り切れぶるぅたす！
※2002年4月22日、天寿をまっとうしまくって天国へいきました。ぶるぅたす、ありがと！！ |
