高齢化 |
病気や事故の危険が多い野良にゃんの寿命は3年とも言われる中、飼猫の寿命はどんどん長くなり、平均寿命は15年と言われ、20年生きる子も珍しくなく、ギネスには30年を超えた「スパイク」君も紹介されてます。なんと34年という記録もあり。これはスゴイ!! |
老化 |
「シニア」用のフードは6才を超えたら切替えるような基準になっているのが多いです。猫の老化現象の始まりも人と同様、個体差がありますが、早くて8才位から老化現象がみられます。老化のスピードは犬よりも遅らしい |
痴呆 |
人に限らず動物達にも痴呆はあります。そしてその介護は飼主さんにとっては精神的にも肉体的にも辛いものになるでしょう。痴呆チェックリストが紹介されてました。犬の場合のチェックリストなんですが、猫にも共通する部分はあると思います。加齢による脳の変化は、遺伝や神経内分泌系の機能不全、酸化による脳細胞のダメージ等、様々な方面から研究が行われていて、少しずつ解明されつつあるようですが、残念ながら一度変化してしまった脳は元には戻りません。老齢性の問題行動を最小限に抑えるには、出来るだけ初期のうちに、脳の老化の進行を遅らせるような、行動療法・食餌療法・薬物療法が必要です。 |
兆候 |
・眠ってる時間が長くなる
・反射神経が鈍くなり、反応が遅く、行動がゆっくりになる
・痩せて肩や背骨が目立つようになる
・運動量と食事のバランスがとれず太る場合もある
・毛艶が悪くなる
・歯が抜ける
・体の張りがなくなる
・食欲にムラができる
・よく水を飲む
・ホルモンバランスが悪くなりストレスを感じやすくなる
・記憶が薄れ、物忘れする(知合いの人の顔を忘れるとか)
・口や鼻の周りに白髪が生える
・方向感覚が失われ、ウロウロしたり、ぼんやり立ち止まったりする
・目や耳が悪くなり刺激に反応しなくなる
・理由なく鳴くことがある
・高齢からくる病気や行動(心臓病・痴呆・代謝性疾患・慢性腎不全・便秘・尿失禁など)がみられるようになる。慢性腎不全は最もかかりやすい病気であり、死因の原因にもなっている。
などがあります |
食事 |
老猫の食事は、消化吸収力が低下するので、
・一回の量を減らし、回数を増やす(一日の給与量を超えないように)
・消化がよく、良質のタンパク質、ビタミン、カルシウムなどを含む栄養価の高い食事を与える
・歯が抜けたり、口内炎などでドライフードが食べにくい時は、細かく砕いたり、缶詰と混ぜたり、ふやかしたりして食べやすくしてあげる
・食事のあとは遊ばせたりせず、ゆっくり休息させる |
生活環境 |
・気温の変化に適応する力も衰えるので、夏は涼しく、冬は温かくする
・ベッドやトイレは、近くて出入りしやすい場所に置く
・お気に入りの場所が高い所にある場合は段差を作って安全に登りやすく、降りやすいように工夫する
・目や耳が悪くなるので、部屋に危険な物を置かない |
グルーミング |
毛艶がなくなり、抜毛が目立つようになり、グルーミングも減ってきます。ブラシをかけてあげるのは、毛球症の予防や、皮膚への刺激となり、血液の循環をよくしたり、新陳代謝を活発にする効果があるので老化を遅らせるのに効果的。シャンプーは体に負担をかけるので控えめにする。爪とぎも減るので、定期的に爪を切ってあげる |
接し方 |
・寝てばっかりでも無理に起こさない
・動かないからと、放っておくと体力が落ちるので、猫が疲れない程度に遊んであげる |
ぴ〜なっち |
手のひらサイズだったぴ〜なっちも、いつの間にか私より年上で「ぴ〜なっち兄さん」状態です。年齢的にはおっさんの粋に達した二人も、見た目はいつまでも愛らしく、手のひらには乗らないサイズになりつつも、可愛い可愛いぴ〜なっちです(*^o^*)
人より数倍早く流れている時間の中で、どんどん時間を重ねていく二人。一緒に過ごす時間が長くなればなる程、残りの時間は減ってゆくんですよね。そう考えると今、目の前に居る二人への愛が更に深まりますわ(。-_-。)ポッ
増々歳をとってゆく二人が幸せに暮らせるよう最善の努力と愛を捧げたいと思います。そして、2001年12月3日、最善の努力と愛を捧げ、ぴ〜ちは天使になりました。10才8ヶ月でした`*:;,。・★
〜☆・:.,;*
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