去勢と避妊

♂男の子猫にゃんの場合

発情
生後8ヶ月頃になると発情中のメスの臭いを嗅ぎ付けて最初の発情をします。それ以後もメスのような定期的な発情期のようなものは無く、メスの臭いによって発情します

特徴
・大きな声で鳴く
・外に出たがる
・スプレー(おしっこの臭い付け)が増える
※スプレーは発情していない時にも縄張りの主張の為にする

手術の時期
あまり早く手術すると体格や性格にオスらしさが無くなったりする事もあるそうですが、最初のスプレーが始まる前位が良いとされています

去勢手術
睾丸を2つとも切除します
パイプカット(精管をしばる方法)
これは、妊娠させる能力は無くなってもスプレー行為の防止には効果がありません

費用
メスより手術も簡単で入院が不要な事が多い為、1〜25,000円位

手術の
メリット
・スプレーがなくなる(続く子も居る)
・発情しなくなる
・前立腺の病気や精巣の腫瘍の予防
・外出猫にゃんの場合他の猫とのケンカが少なくなる事でケガや病気に感染する可能性が低くなる

手術の
デメリット
肥満になる可能性がある

♀女の子猫にゃんの場合

発情期
(シーズンとも言う)
生後7ヶ月頃発情し、早い子は生後4ヶ月で発情する子もいる。2月〜3月が中心。発情のサイクルは個体差はあるが、通常2.3回繰り返され、1週間から1ヶ月に及ぶ事もある

特徴
・かん高い声で鳴く
・床や人等にくねくねと体をこすりつける
・しっぽの付根を触るとお尻を高くあげる
・おしっこの回数が増える
・外陰部をなめる
・食欲がなくなる

妊娠
交尾時の刺激で1〜1日半で排卵、受精し、妊娠の確率はなんと90%の成功率!交尾の後、約3週間で乳首がピンク色に膨らんできて食欲が増えたり、おしっこの回数が増えたり、よく眠るようになるといった妊娠の徴候が表れます。妊娠期間は約62〜65日

避妊手術
卵巣だけを摘出するのと、子宮と卵巣を摘出する手術があ る。卵巣だ けの場合、卵巣の一部が残り再び発情する事もあり、子宮の病気にか かる可能性もあるので 子宮と卵巣 の両方を摘出した方が望ましい
錠剤や注射式のピル。これは人間同様、副作用の心配もあるそうです
円柱3.3ミリ、長さ20ミリのシリコン状の薬剤を皮膚の下に埋込むインプラント避妊。効果は約一年。将来子供を産ませたい場合にはいい方法かもしれません

費用
摘出手術は開腹する為、通常1〜1週間の入院が必要で、2〜35,000円位

手術の時期
一般的に成長に必要なホルモンの役目が終わった生後半年位が良いとされています。ちなみに妊娠に気付いてからの中絶手術も可能

手術の
メリット
・望まない妊娠を防げる
・子宮や卵巣の病気の予防
・発情しなくなる等

手術の
デメリット
肥満になる可能性がある

内緒話し
メスには緊急避難的に発情を鎮める方法があります。滅菌した綿棒等を膣の中にそっと挿入し、静かに回したりして軽く刺激します。メスは交尾の刺激で排卵するので、この人偽的な交尾刺激で人工排卵させ、発情を鎮める事が出来るのだそうです。
しかし、体を傷つけたりする可能性もあるし、病院の休診日でどうしようもないとか、よっぽどの事がない限りはしない方がいいでしょうねぇ

ぴ〜なっちの場合
お年頃時、2人とも部屋中あちこち、おしっこかけまくりでした。寝ようと思うと布団がびちょ-っ。着替えにも、家具にも、\45.000の皮ジャンにも。当時は周囲の人々に『なんか、くさいで』と言われてました。(本人は嗅覚マヒでわからへん....)手術後、おしっこかけは無くなりました。でも、ぴ〜ちは今でもご飯の催促時なんかに冷蔵庫におしっこかけします。出ないけど、本人はなんだか満足気(^○^)

ぴ〜ちは92年の11月、1才
なちは93年の4月、2才

に手術しました。今振り返ると随分期間差があるなぁ・・・

 手術のすすめ
バ−スコントロール(育児制限)は飼主の責任であり、義務であると思う。
外出自由なメス猫を飼ってる人の手術をしてる割合は高いと思います。子猫が産まれると困るというのが一番大きな理由でしょう。外出自由なオス猫を飼ってる人が手術をする割合はメスに比べると低いと思います。オスだから産まないし、タマをとるのはかわいそうだから?
だけど、野良になって産まれてくる子はもっとかわいそうかも...野良すべてが不孝な運命を背負っているとは思わないけど、多くの野良が不憫な境遇にいるのは事実。
かわいそうな野良を増やさない為の手術をすすめます

助成金

自治体や愛護団体によって、手術代の一部を負担してくれる助成金制度があるので問合せて利用しましょう♪
殺処分される猫は年間30万匹にものぼります(*_*)

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