★ワクチンについて
種類 |
ワクチンで予防出来る白血病以外の病気は「3種混合ワクチン」と呼ばれる一本の注射で予防出来ます。「白血病」は単独でワクチンがありますが、2001年になって、3種と白血病が混合された「4種混合ワクチン」も登場しました。AIDSのワクチンも海外で発明されたというニュースが入ってきてるので、近い将来、日本でも接種できるかもしれませんね |
接種の時期 |
通常、ママから貰った免疫が切れる生後2、3ヶ月目くらいに一回目を接種し、その2〜4週間後くらいに2回目を接種、その後は年一回の接種を継続します |
不活化と生 |
●不活化ワクチン
病原体である細菌やウイルスを殺し、毒性をなくし、免疫をつくるのに必要な成分を取り出してつくったもの。不活化ワクチンは、その病気の抵抗力を体で作る為の成分を注射するので、その病気の感染は起こらない。
接種しても、病原体は体の中で増殖しない |
●生ワクチン
病原体の毒性を弱めて、生きたまま使うもの。ウイルスを培養し、徐々に毒性を弱める。それを接種して、軽くその病気に感染させて抵抗力をつけるもの。接種後から体内で病原体の増殖が始まるので、発熱や発疹などの軽い症状が出ることがある。生ワクチンの方が、不活化ワクチンより免疫力が強く、長く続く |
副作用 |
発熱、食欲・元気減退、嘔吐、下痢、時にはけいれんやショック症状を起こす場合もある。白血病ワクチンでは、肉芽種という病気を起こしたという例もある。副作用の事を聞くと、打つのをためらうかも知れません。実際、ワクチンは強制ではないので、打つ、打たないは飼主さん次第です。
「うちの子は外に出さないから大丈夫よん♪」とか安心してませんか?迷子になる可能性もあるし、ヨソの子が戸の隙間から侵入って事もあるだろうし、家の中に居てもどんな危険があるかわかりませんよ!我家は2階から白血病の猫ちゃんのオシッコが降ってきたんですから(^-^;A ※詳しくは「白血病ウイルス感染症・おしっこ事件」参照。
ウイルスによっては、人の衣服や靴底について、感染させてしまう場合もあります。
ある獣医さんのお言葉です。
『十数年多くの患者さんを診てきて言えることは、ワクチンを接種して起こる副作用より、接種しないことでかかる疾患率のほうがはるかに高いということです』
ワクチン=副作用がある・・・っという考えで接種を思案中なら、受けてみてはどうでしょう?狭い日本で猫のテリトリーも重なり、これらの病気の感染率は高くなりつつあります。目に見えないウイルスが侵入する危険と背中合わせの生活をしていると言っても過言ではないでしょう |
接種の意味 |
んぢゃ、ワクチンを打つと、病気にかからないかというと、そうではなく、いくらワクチンで予防しても、外部からの強力なウイルス攻撃があった場合は症状が出てしまいます。でも打ってない子に比べたら、軽症ですみます
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